群馬県議会 改革クラブ・ニュース


私たちの老後の生活を支える年金問題が国政選挙の大きな争点となり、県内では生活保護世帯が過去最高水準まで増加。

昨年の自殺者は全国で3万4,427人を数え、史上最悪となりました。

この自殺者の規模は、町や村が毎年ひとつずつ消滅しているのと同じです。自殺の動機は「経済・生活問題」が最大だそうです。

他方、「おいしい食事で犬をいたわって」と東京のデパートでイヌ用の夏メニューが売り出されるそうです。正月にイヌ用のおせちが売られたとのニュースに驚きましたが、今度は「夏野菜のゼリー寄せ・ラタトゥイユ・(私にはどんな料理だかわかりませんが)ヨーグルト&チーズのケーキ(価格は1,260~2,940円)」だそうです。まったくタマげた話です。お値段も我々の日常的食事よりもはるかに立派なようです。

私には、こんなもの「狂っている」としか思えませんが、こういったものが飛ぶように売れているのも現実です(私は大のイヌ好きです。念のため)。

国民の大多数の所得が減少するなかで、イヌに人間より豪華な食事をふるまえる突き抜けたおカネ持ちが増えているデータがあります。イヌのごちそうだけでなく、100万円を超える高級腕時計なども売り上げが着実に伸びています。でも、私の周りでは「ボーナスが減った」などの悩みはよく耳にしますが、こんな景気のいい話はあまり聞きません。明らかに格差が拡がっているのです。

こういった格差は確実に教育・医療など私たちの将来、生活の根幹に関わる格差につながっていくでしょう。

今回の参議院議員選挙でも有権者の約半数が投票に行きませんでした。「政治家なんか信用できない。関係ない」、そういって国民が政治に背を向けるほど、知らないうちにこの格差は拡大し、イヌが喜ぶ社会になっていく・・・(もちろんイヌの間にも、こういった美味しい食事をいただけるイヌとそうでないイヌの格差が広がってきます)。

最大の責任は政治自体にあるのでしょう。私たちが納得できる、明るい未来を指し示すことができていないのですから。「一億総中流社会」の幻想が崩壊するなかで、今後の社会の在り方について一定の価値観に基づいたヴィジョンを持ち、そしてそれを前提として現在の資源配分を考えていく。現状肯定、あるいは追随の政治屋でなく「政治家」になるために必要な資質であると思います。

そんなことを考えながら、身近な県政の課題に日々取り組んでいます。

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環境共生社会特別委員会 視察報告

●県立尾瀬高等学校
日本で最初の自然環境科があり「自然との共生」を図ることのできる人間作りを目指しています。生徒の3分の1は地域外から。

たまたま話しかけた生徒は神奈川県からホームステイで勉強しているとのことでした。
自ら「環境」というテーマを選び、雄大な自然の中で勉強している生徒たちの目は輝いていました。感動しました!


●奈良俣ダム・奈良俣発電所

県で発電も行っています。


●月夜野町の棚田整備

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依存と配分の政治は終わり



議員の中から首相を選ぶ「議員内閣制」の国会だけでなく、県議会・市町村議会など地方議会においても「与党・野党」という呼び方が当然のように使われています。しかしながら、県議会などは知事や市町村長を長とする執行機関とは独立しており、個々の事案について、「良いことは良い、悪いことは悪い」という是々非々の態度でしっかりとチェックしていくことが本来の役割です。

しかし現実には、選挙を中心に首長を応援し、その就任後に特定の議員集団が「与党」として長の利益配分による、ということが地方自治体においても多く行われてきました。マスコミまでが地方政治に関して「与党・野党」という言葉を使っています。

経済が成長を続け税収(→予算)が伸び続ける状況では、このような与党・野党あるいは親分・子分関係とその維持のための利益配分(=利権)が可能となっていました。全体のための政治ではなく、一部の利権でつながった関係者のための政治です。

ところが、今や、経済が停滞し予算がカットされ続けている状況では、このような関係の維持は困難になってきました。
不況で大変な状況ですが、かえってこのような時代、 今こそ、時代の情勢を見極め、望ましい社会・経済の枠組みをつくっていくという、本来あるべき政治のあり方 を正論で語り合える好機の到来ともとらえられます。

私はこの意味のおいて政治の役割をしっかり認識し、「与党だから・・・/野党だから・・・」などという小さな世界ではなく、「住民全体の利益は何なのか?」「この先の世界はどうあるべきなのか?」を基準に県議会で元気に発信・行動していきます。

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地方自治の主体としての気概・北海道留辺蕊町視察

<伊勢崎市議会「改革クラブ」のメンバーと一緒に>

平成15年11月に、市議会改革クラブの佐藤幸夫議員・吉山勇議員・三好直明議員と一緒に北海道留辺蕊町へ行政視察に行ってきました。群馬県が全国で初めて開発した「愛県債」にヒントを得て、町内の福祉施設更新のための費用を町民の方々から募ってまかなおうといった施策を勉強するためです。

事業の中身も興味深いものでしたが、一番感銘を受けたことは、担当の課長さん(現在は収入役)が財務省の担当官に対して、しっかりと理論武装したうえで、一歩も引かず、地方の実情に合った施策の実施を認めさせようとした、その姿勢でした。

これまで、「市町村は県、県は国」と、それぞれが上位の権威に従い、あるいは依存するということが当然のようになっていましたが、この課長さんのように、「自分たちがこの町を担っているんだ!」という自負をもって、また、しっかり勉強をしたうえで国とも堂々とわたり合える地方自治マンの存在に感激しました。

「地方自治の時代」、自治体にこんな方々が増えていけばそれぞれの地域はきっとすばらしいものになっていくでしょう。

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- 夢 -


日本はまたH2ロケットの打ち上げに失敗した。中国が有人宇宙衛星に成功したのと明暗を分けた。ある新聞記事に、「反対に対して言い訳できることしかできなくなった日本システムが見える。

「情熱総量の衰えだ」とあった。

また、今の日本には、「おおやってみろや、応援するから」という挑戦心がなさすぎる、とも。

ロケットは一つの例でしかないが、この記事では、「日本が大事業を成し遂げることができなくなったのは、リスクに耐える政治的社会的忍耐力がないからだ」と説明している。

私は、「おおやってみろや、応援するから」という人々に支えられている。 「夢とロマン」をもってそれに応えたい。

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